「もうやめたい」
2005年の11月にはお店は三周年を迎えた。
9月に店のことで全面的に頼っていたT君が独立したいと言って来た時は、ホントにショックだった
彼にとっては又とない話があり、早急に決めなければならなかった。やっとこれからだと言う時だったので、人間不信になりそうな思いで、聞いた日には寝られなかった・・・店には無くてはならない存在だったし、彼の料理はきれいでサプライズ的要素もあった。
一晩考えて、思った・・・もし自分の息子なら
やっぱり彼の夢だった独立を気持ちよく応援しよう。彼の人柄と料理がもっと生かせる場所で頑張って欲しい
そんなこともあって「ガンバロー」と自分に言い聞かせ、とにかく前向きに食べ物や経営の本を読みあさりやる気満々のつもりでいたが・・・
気がつくと益々私の勤務時間は長くなり、家にいる時はひたすら寝・る寝る・寝る
冷蔵庫の中は冷凍食品が詰め込まれ、成長期の子供たちのことを思うと辛くなるが、睡眠不足の身体はどうにもならなかった。 バイトを頼めばいい事だったが、なぜか自分でやりたかった。仕事は楽しかったし、私なりに思うところがあった。
店をやることになった時、私が思ったのは、子供たちが小さな頃、子連れでゆっくり食事が出来るところが少なく、やんちゃ盛りの子連れは肩身が狭く、ファーストフードで済ませてしまう。時には夫婦でお酒でも飲みながらと思うがままならない。 そんな時「見ててあげるから」と子供たちの相手をしてくれたり、お店全体がアットホームで、子供たちもそのお店に行くのが楽しみだった。首里にある寿司屋さんがモデルとなった。
住宅街の中にあるので、やっぱり地域の方々に利用して頂きたい。

嬉しいことがあった時、家族で来て欲しい。時には夫婦で語らうのもいいし。一人の時もここに来れば誰かがいて・・・
たった2~3年でも色々なことがあった。生まれたてのベィビィは歩き出し、恋人同士の二人が夫婦になり、いつものお客さんが見えないと、体調でも崩したかと心配になり、心を開き本音のお付き合いが出来るまでになったり・・・
わたしなりの思いだった。
でも、足元を見ると・・・
夫婦の会話は・・・けんかする時間さえなかった。納得いかずに怒っても。子供たちとも朝のほんのひと時しか顔を合わさない
夫のユメってなんだろ
わたしのやりたいことって
「子供は親の背中を見て育つよ。大丈夫!頑張っているさぁ」
何を根拠に
私は背中は嫌だ
ちゃんと前を向いて向かい合っていたいよ
頑張ってるかぁ
的外れな頑張りって意味無いじゃん
「高校はアメリカで出たい」と言い出した中1の息子「はぁ~ 君と暮らすのは後2年
」
高校受験を目前に不安で一杯の中3の娘、大学進学全て自分で考え決めた高3の息子、それぞれが自分の道を歩き始める我が家にとって大切な時を迎えようとしている。
これでいいのか
いいのかも
でも 「もうやめたい
」
家族がそろって過ごす後数年、もっと色々なことをみんなで語り合って過ごしたい。
夫とももっと時間を共有したい。 「もうやめたい
」
コメントありがとうございました<(_)>
ブログ読んでて考えさせられました。
そしてこの何ヶ月のことを思い出しました。
その間にお会いした方達がこんな事を言ってました。
「大きな仕事でもこなそうと思えば出来る。でも
大きなお金は入ってくるけど、その代わり犠牲にするもの
無くす事の方が自分達には大きいと思った。
自分達の身の丈、大きさを知っているから
背伸びはせずに大きな仕事は請けないんです。」
私も子供達に背中を見てもらうより
向かい合って過ごしていたいと思いました。



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